優先順は変えるべきか?
戦略を使う際に、
「最適分散投資の優先順を変えるべきかどうか?」
という点は非常に悩ましい部分だと思います。
実際、
優先順を変えることによって、
成績に変化が出るのが難点ですよね苦笑
私自身は最近このあたりをどう考えているかといいますと、
「最適分散投資の優先順を変えるよりも、バックテスト側の仕掛け条件等をいじったほうがいい」
という考え方に近いかもしれません(ぇ
といいますのも、
時々書かせていただいておりますが、
「戦略は、最適分散投資側に依存させるのではなく、バックテスト側に依存させた方が管理が簡単だから」
というのが一番大きな理由かもしれませんね。
バックテスト側だけでもいろいろ判断すべき点が多いので、
そこに最適分散投資側の要素が絡んでしまいますと、
いろいろ原因解明などの難易度が上がってしまうため、
という点が大きいです。
そしてとにかく、
バックテスト側の、
2015年〜2018年あたりなど、
直近の成績重視でカスタマイズしていく感じですね。
もし販売戦略のマーケットインパクトが気になる方の場合には、
最適分散投資側の優先順変更ではなく、
たとえばバックテスト側の
・売買代金制限の変更
・株価制限の変更
・もしくは仕掛け条件の変更
などの方が、
他の人と仕掛け銘柄を変える目的は達成しやすいとは思います。
理想を言えば、
「最適分散投資の優先順をどんな順番にしようとも、そこまでは成績が変わらない」
という状態にもっていきますと、
戦略の管理が非常に分かりやすくなると思いますのでおすすめですね〜。
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