システムトレードブログ

仕掛けるべきところではちゃんと仕掛ける

トレシズカスタマイズ方法

私自身、

戦略のカスタマイズ方法についてご質問をいただくことは結構多い感じですが、

こういった時、

決まってお伝えさせていただくのは、

「できるだけ戦略をシンプルにするように」

という点かもしれませんね〜。

シストレ序盤で、

一番負けやすいパターンとなりますのが、

(1)運用戦略でDDになる
 ↓
(2)相場の底に近い位置でカスタマイズする

このループです汗

一般的にやはり、

ある程度のDDになると疑心暗鬼になってしまうのが人の性だと思っておりまして、

「もうちょっとDDを抑えたい」
「食らう取引を減らしたい」

という思いで、

戦略をいじってしまう、

という形になるのが常だと思います。

ただ、

ある程度食らっている時期に、

戦略のカスタマイズをするということは、

おそらく

「過去の食らっている取引を削る」

ということにつながりやすいですので、

結論的に、

「リバウンドの際の取引も減り、リバウンドの際のパワーも減る」

ということですね。

この点を踏まえた上でのカスタマイズなら問題ないと思うのですが、

まずはこの点を理解する必要がある、

と考えます。

今回の10月末の相場は本当にいい事例で、

逆張り買いのお手本のような相場だった印象だったりするのですが、

10月30日以降あたりでしょうか、

このあたりのリバウンド時期に、

買いポジションが少ない場合というのは、

あくまで私の場合ですと、

おそらくカスタマイズを考える時期です(ぇ

といいますのも、

今回は比較的良心的な相場(?)で、

明確な反発時期があったためですね。

私自身の経験上でもたまにあるのですが、

「TOPIX等のチャートの形的に、買いでは取りようがないように見える相場」

というものがあったりします苦笑

こういう時期は本当にどうしようもないのですが、

今回は全然そんなことはありませんので、

この時期に取れないとなると、

カスタマイズを考えるのもやむなし、

という感じかもしれませんね〜。

あとは、

この次の段階で、

「シグナルタイミングを合わせていく」

といった感じの、

「精度」

という話になってくるのではないか、

と考えます。

いろいろな手法があるとは思っておりまして、

これは単に私自身のスタイルのお話というだけですのであくまで1つとしてとらえていただければと思いますが、

「まずは、ある程度のDDを許容する。その代わり、仕掛けるべきところではちゃんと仕掛ける」

という考え方が、

私自身の根幹的な考え方かもしれません。

↓全然関係ないのですが、パーフェクトレシオ【凰】のシグナル抽出用戦略がえらいことになっています笑(コラ

仕掛けるべきところではちゃんと仕掛ける(1)

仕掛けるべきところではちゃんと仕掛ける(2)

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

前々記事:逆張り買いの仕掛け位置の深さ
前の記事:順張り買いと逆張り買いを使う時期の切り替え方
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