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複利が有効な戦略も多い?

トレシズ複利運用

たとえばですが、

単利で苦戦している印象のある安値圏順張り買いのゴッドフリート2ですが、

複利の場合ですと、意外と悪くないんですよね苦笑

最下部に複利のグラフをアップしてみましたが、

スリッページで削られる部分はあると思いますが、

2017年も右肩上がりで、

今年も+1,821万と、決して悪くない感じです。

ゴッドフリート2
https://www.torezista.com/strategy/detail/211/

こういう感じで、

「単利では微妙なものの、複利では良い」

という戦略は、

想像以上に多いんですよね苦笑

お持ちの戦略でも、

2000年からの複利を一度検証されると面白いかもしれません。

「どうしてこういう結果となる場合が多いか?」

といいますと、

「複利ファイルは、余力管理方法が適切だからではないか?」

と思っていたりします。

複利ファイルにももちろん出来高制限にて、

「直近出来高〇日間平均の0.50%を上限」

といった感じに設定されていますので、

・売買代金が大きい銘柄には大きめのロット
・売買代金が小さい銘柄には小さめのロット

といった感じで、

自動的にうまい具合に1銘柄投入額が調整されているわけですね〜。

また、

複利の場合当然、

2000年から検証しますとたいてい、

2018年の資金量がえらいことになっていますので苦笑、

基本は

「売買代金が大きい銘柄にしか張らない」

という感じになってきます。

これがすごくいい点だと考えられまして、

シグナル銘柄が適切に削られているため、

「自然と余力が確保されやすい」
「また、人気株に入りやすい」

という形になっているからではないか?

とは思っていたりしますね〜。

そのため、

「複利ファイルのシグナル銘柄に、100分の1のロットで仕掛ける」

といった手法も面白いのではないか?

と思っていたりします。

もちろん100分の1という数字は、

資金量に合わせて調節する必要がありますが汗

何より、

シグナル銘柄の大半が板が厚い場合が多いという特性がありますので、

・マーケットインパクトの抑制
・スリッページの抑制
・そしてさらに、複利的な効果も得られる

という観点でも、

なかなかメリットがある手法なのかもしれない、

と考えています。

たとえ単利で成績が悪い戦略でも、

見限るには早い場合も多いかもしれません汗(ぇ

↓ゴッドフリート2の複利ファイルの直近成績

複利が有効な戦略も多い?(1)

複利が有効な戦略も多い?(2)

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