株シストレ序盤で陥りやすいこと
株システムトレードの序盤で陥りやすいのが、
(A)いきなり完璧を求めてしまうこと
(B)手法が多すぎて、どの手法がいいのか分からなくなってしまうこと
(C)DDを恐れるあまり過剰最適化してしまうこと
(D)裁量を入れて失敗してしまうこと
(E)結果を短期的に見すぎて、DDになったら戦略をとっかえひっかえしたり、カスタマイズしてしまうこと
あたりかもしれませんね~。
このあたりについて、
個人的な考えを書かせていただきます汗
(A)いきなり完璧を求めてしまうこと
「株シストレで序盤から勝ちまくりたい」
「そのため、最初から負けない戦略を作りたい」
とは思っても、
…
何事も最初から上手くいくということはなかなかないもので、
序盤は基本、
…トライ&エラーですね苦笑
個人的にはスタート段階としましては、
・余剰資金の一部で、まずは緩く始めてみる
・学びつつも、じょじょに自分のスタイルを決めていく
といった感じで、
「最初から完璧を求めすぎない方がいいのではないか?」
と思っているところがありますね~。
(B)手法が多すぎて、どの手法がいいのか分からなくなってしまうこと
- 順張りがいいのか?逆張りがいいのか?
- 買いがいいのか?売りがいいのか?
- デイがいいのか?スイングがいいのか?それとも長期がいいのか?
- 分散数多めがいいのか?少な目がいいのか?
- 勝率を追うか?それとも資金効率を追うか?それとも両方追うか?
- 成行で戦うか?指値や逆指値で戦うか?
- メインの市場は?
などなど、
…
シストレの考えるべき点はほんと多岐に渡ります苦笑
あくまで個人的には、
「序盤は何かしら決め打ちで戦ってみるのがいいのではないか?」
と思っていたりしますね。
たとえば、
「自分は安値で買うのが好きだから逆張り買いで戦いたい」
と決めた際には、
徹底的に逆張りだけでまずは戦ってみて、
研究していく、
こういった感じです。
シストレ序盤における、個人的なおすすめは?
なお、シストレ序盤における、
最近の個人的なおすすめとしましては、
・市場は東証プライム限定
・長期用の資金と、短期用の資金の2つを用意する
・短期側は、何かしら自分に合ってそうな手法をチョイス
・日中忙しい方には、基本的にはまずは成行がおすすめ
(一方、徹底的に勝率重視の方にはまずは指値がおすすめ)
・長期は、積立目線で考える
といった感じかもしれませんね~。
(C)DDを恐れるあまり過剰最適化してしまうこと
「シストレ=DDとの戦い」
というのはイザナミ開発元大内様もおっしゃられていますが、
まさにその通りだと思っていますね汗
「DDがない手法というのは、そうそうない」
と思って間違いないと思っています苦笑
※もしかしたら、多少はあるのかもしれない、と思い始めてもいますが(ぇ
シストレ上級者の行う最適化と、
初心者が行う最適化は似て非なる場合が多いと思っており、
過剰最適化は思った以上に結果が出ない場合が多いんですよね苦笑
まず序盤は比較的シンプルな条件で戦い、
動きを学んでいくのがいいのではないか?
と思っていたりします。
(D)裁量を入れて失敗してしまうこと
これはよく書かせていただいておりますが、
個人的には、
裁量は絶対NGです(ぇ
これはなんといいますか、
そもそも裁量で勝てているのであればシステムトレードをやっていないから、
というのが一番の理由になるかもしれません苦笑
逆に、裁量でも勝てる方の場合ですと、
シストレ+裁量というのも1つの手になるのかもしれません。
(E)結果を短期的に見すぎて、DDになったら戦略をとっかえひっかえしたり、カスタマイズしてしまうこと
シストレは1週間や1か月で結果が出るものではなく、
やはりある程度長期的な目線での評価が必要、
と思っていたりしますね。
あくまで私の場合ですと、
1か月単位で結構マイナスになったとしましても、
「そのうち戻るだろう」
ぐらいの比較的適当な感じで成績を見ている場合が多いです苦笑
前々記事:短期株シストレと長期株シストレはどちらがいいか?
前の記事:KABU+の過去データ購入をどう考えるか?
今の記事:株シストレ序盤で陥りやすいこと
次の記事:トレードの時間軸と、難易度の関係
次々記事:AIと株シストレ