お問い合わせ数からシステムトレーダーの心理を考察する
時々書かせていただいておりますが、
ユーザー様からのお問い合わせ数は、
基本的には「悪い相場の時」に増える傾向にあります。
もちろん言うまでもありませんが、
過去最高のお問い合わせ数を記録したのは、
…3.11です汗
2014年10月、2014年4月、2013年6月なども多かったかもしれません。
まあ、天変地異だけは正直どうしようもないですが、
この際のシステムトレーダーの方の状態を考察しますと、
おそらくですが
「想像を絶する含み損になって、精神的に動揺している」
という場合が多いのではないかと思います。
もちろん、
たとえば私の場合でも想像を絶するDDになる場合があるのは避けられないとは思っていたりしますね〜。
これは、明日の相場で何が起こるか分からないためです。
とはいえ、
「バックテスト検証により、やれることは事前にやっておく」
というのが個人的なスタイルかもしれませんね〜。
たとえばですが、いつも書かせていただいております、
ジャスダックインデックスが25日線下ならポートフォリオ内の買い戦略の半分を停止するように構築しておけば、
少なくとも2008年のような相場における被害を半減できます。
これは何と言いますか、
ある意味「過去の相場で食らった経験」というのが生きてくるかもしれません苦笑
といいますのも、
「食らったことがないと、食らった際にどの程度のDDになるのかが分からないので、自分にあったリスク量というものを把握できないため」
かもしれませんね〜。
そういった意味ではやはり、
たとえばシストレ初心者の方などの場合には、
まずは致命的なダメージにならない低資金でのスタートがおすすめです。
今は実際いい地合になってきましたよね。
ただ、2014年9〜10月は実際結構厳しい相場でした汗
この間に致命的な被害が出て、
引退されたシステムトレーダーの方もいらっしゃるとは思います。
ただ一方、
もしそのDDを乗り越えて、今も継続している方の場合ですと、
今は買いはだいぶ回復傾向にあるのではないかとは推測されます。
シストレは絶対「継続」が必要だとは思っておりまして、
継続するためにはやはり
「2014年9〜10月のような相場で、致命傷にならないようなポートフォリオを組み、かつリスク量を適切にする」
ということが重要になってくるとは思います。
特に2014年9〜10月に食らった方の場合、
このあたりを糧にするとシステムトレーダーとしてパワーアップするのは間違いない、
とは思っていたりします笑
個人的な経験上では、
・どんな相場でもポジションを持ちたがる
・下落相場において、上昇相場と同じリスクをとっている
というのが失敗例として多い感じでしょうか。
今はリスクをとっていい相場だと思われますが、
悪い相場への対策、
これを徹底しますとおそらくですが、
パフォーマンスが向上する可能性が高いとは言えるかもしれません。
また、空売りを避ける方がかなり多いというのは事実かもしれません。
ただ、坂本タクマ先生もおっしゃられていますが、
私自身も下落トレンドでは売りが最強だと思っています笑
リスク量を適切にすれば(特に損切りラインの徹底が必要ですが)、売りと買いにそこまで差はない、
というのが個人的な持論です(ぇ
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