東証マザーズ先物指数導入による、シストレへの影響とは?
2016年7月19日に、
東証マザーズ先物指数が導入されます。
東証マザーズ先物指数とは、マザーズ上場企業の株式時価総額を調整して足しあげた総額の値動きの推移のことで、
TOPIXに近い計算方法ですね〜。
個人的には導入に対してどう思っているかといいますと、
…結構賛成です笑(ぇ
といいますのも、
マザーズ銘柄は空売りできないものが多かった感じですが、
東証マザーズ先物指数の場合、
「空売りできる」
という特徴があります。
シストレでは結構ボラが大きい銘柄を相手にする場合が多いので、
確実に空売れる先物でヘッジできるというのは、
結構大きいかもしれない、とは考えていたりしますね〜。
ただ問題としては、
そーせいやCYBERDYNE、ミクシィなどの指数寄与度が大きすぎる点でしょうか苦笑
この3銘柄の動きによって、
東証マザーズ先物指数の形が形成されると言っても過言ではないかもしれません。
ある意味、
日経平均における
ファーストリティリングやファナック、ソフトバンクのようなものですね〜苦笑
そういった意味ではなかなか中途半端な指数のような気もしますが、
私自身はシストレでマザーズ銘柄を相手にすることが多いため、
結構有用な指標になってくるような気がしていますね〜。
逆手にとりますと、
そーせい等の寄与度が大きいことを利用しまして、
そーせいやCYBERDYNE、ミクシィの買いと、マザーズ先物指数の売りとで鞘取りをするような手法も考えられるかもしれません。
たとえば順張り買いでも、
「東証マザーズ先物指数が直近の高値以上の場合のみ買いを仕掛ける」
「東証マザーズ先物指数が直近の安値を下回ったら、ある一定の空売りでヘッジする」
などといった使い方も考えられますし、
便利だろうとは思っています。
また、今まではマザーズ銘柄は一方通行的な動きをすることが多かったですが、
空売りができる指数が導入されることにより、
若干、貸借銘柄に近い動きになっていくのではないか、
とは推測していたりしますね〜。
前々記事:2月相場のDDへの対策方法
前の記事:熊本地震
今の記事:東証マザーズ先物指数導入による、シストレへの影響とは?
次の記事:6月の感想です笑
次々記事:結局は、マザーズ指数が明暗を分ける?