寄指の正確な検証方法について
寄指では、
「始値=建値」
だった場合、
・不出来(未約定)
・内出来(部分約定)
となる場合があります。
これを厳しめに、正確に検証したい場合には、以下のようにします。
■前日終値を指定した寄指買いの場合
・翌日始値が終値よりも小さい
↓(青)
・翌日指値(寄付)(終値)で買いを仕掛ける
これだけですね〜笑
元データと、上記を比較するだけで、
ある程度は不出来や内出来の場合を推測できます。
一点ご注意点としては、
上記設定では翌日シグナルを抽出することができません汗
そのため、上記設定では、
あくまで過去の成績を検証したりする目的のみに使うのがいいかもしれませんね〜。
上記では「前日終値」という分かりやすい数字を使ってみましたが、
「指値を変えることにより、不出来や内出来の割合を減らすことは可能」
とは思っていたりしますね〜。
検証方法としましては、
(1)まず、指値位置を決める(たとえば終値−0.6%など)
↓
(2)次に、次の2パターンの取引回数を比較する
(A)
・翌日指値(寄付)(終値−0.6%)で買いを仕掛ける
(B)
・翌日始値が終値−0.6%よりも小さい
↓(青)
・翌日指値(寄付)(終値−0.6%)で買いを仕掛ける
取引回数にそんなに差がなければ、
比較的不出来や内出来の割合が減る可能性が高い、
という感じですね〜。
もちろん、
売買代金制限をある程度上げないと、
ご自身の買いのマーケットインパクトにより、
不出来や内出来の割合は増えますので注意が必要ですが苦笑
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