システムトレードブログ

ファンダメンタルを見ることはシストレには必要なのかどうか?

トレシズシストレの考え方

いきなり重厚なテーマを書いてみたのですが、実はあまり深くは考えて書いたことではありません(コラ

私の現在のシステムトレードのスタイルとしましては、

・整理ポスト入り(上場廃止)が決定した銘柄には仕掛けない
・保有中に整理ポスト入りが決定した銘柄は、成行で決済する
・監理ポストや下方修正などの悪材料が出た銘柄は、通常と同じ扱いにする
・その他すべて、シグナルに従う

という感じでやっています。

よく書いているテーマではありますが、

「システムトレードは機械的に運用するもののため、裁量を入れてはいけない」

というポリシーに従ったものですね。

ただ、裁量として「整理ポスト銘柄には仕掛けない」というマイルールが入っているのは言いっこなしです(ぇ

結構、下方修正や、悪材料によるストップ安など、こういった銘柄に普通に仕掛けるのは抵抗がある方も多いかもしれません。

実は、以前は私はこういった悪材料的なニュースが出た銘柄は仕掛けを見送るというスタイルで運用していたこともありました。

それが今、こういったレベルの悪材料については無視するようになったのは、

「裁量を入れても、結果的に運用成績が向上しない場合がほとんどだった」

という経験に基づくものです。

なぜか下方修正銘柄が翌日大幅に上がったり、個人的な読みとは逆に動くことが多く、
投資機会の損失という意味ではマイナスに作用していたんですね。

もちろん、1個1個の銘柄については読み通りに動く場合もあるので何ともいえないところですが、

イザナミのバックテスト機能で30000件以上ものシグナル数から比べれば、その中の数個のシグナルは全体への影響的に無視できるものである、という理屈の裏付けが大きかったのかもしれませんね〜。

こういった数字による安心感が得られる点、これがシステムトレードの大きな武器だと思っています。

こういったスタイルはあくまで私独自のものですが、やはり皆様自身にあったマイルールを運用開始前に決めておくと、より一層機械的な運用につながるのではないかと思います。

トレシズの「シストレの考え方」の記事

前々記事:システムトレードでは自然と短中期戦略にならざるを得ない?
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