先にマイナスを計上する考え方
個人的なスタイルですと、
「帳簿上、先にマイナスを計上しておく」
という考え方が好みだったりします笑
「帳簿上、先にマイナスを計上しておく」とは?
(1)株シストレに資金200万を投入した場合
株シストレの場合ですと、
その戦略の過去最大DDの2倍を既に失ったものとして計算します。
例)総資産1000万、株シストレ投入資金200万、過去最大DD20%の場合
現在の総資産
=1000-{200×(1-0.2×2)}
=880万
(2)仮想通貨(単一通貨購入)に資金200万を投入した場合
仮想通貨の場合ですと、
普通の購入の場合は、
その通貨への投入額100%を既に失ったものとして計算します(ぇ
…これはちょっとやりすぎかもしれませんが苦笑
逆に、仮想通貨の荒さの裏返しでもあります。
例)総資産1000万、イーサリアム投入資金200万の場合
現在の総資産
=1000-200
=800万
(3)仮想通貨(ペアファーミング)に資金200万を投入した場合
仮想通貨でのファーミング、
たとえばBTC+USDTなど半分はステーブルコインの場合ですと、
投入額の50%を既に失ったものとして計算します。
※ただ、ステーキング報酬をステーブルコインに換えた場合のみ、
都度資産に加算していきます。
例)総資産1000万、BTC+USDTファーミング投入資金200万の場合
現在の総資産
=1000-200×0.5
=900万
先にマイナスを計上しておくメリットとは?
いろいろメリットはありますが、
・総資産上、どの程度の額を投入できるかどうか分かりやすくなる
・同様に、生活資金などが足りるかどうか?の計算も分かりやすくなる
・DDによるメンタル的な影響が小さくなる
といった点が最も大きいかもしれません。
といいますのも、
「投入した時点で、既に失ったものとして考える」
という考え方だからですね苦笑
先にマイナスを計上しておく手法により、日々感じる点
私自身がこの考え方を採用していて思いますのは、
・既に損失を計上しているため株価がどう動こうと総資産は変動しない
(実際には変動していますが、あくまで考え方のお話です苦笑)
・そのため、DD耐性が上がる
・利益が出た際には、「思ったよりも残ったな」という感じでお得感がある(ぇ
・損失額がマイナス計上幅を超えてきた際には、戦略の停止を考えるラインになる
といった点あたりでしょうか。
荒い投資先ほどマイナス計上の幅を大きくしておりまして、
逆に言いますと、
「その投資先にこの資金を投入すると、最大でこれぐらい負ける可能性がある」
といった点を事前に覚悟できますので、
投入額の判断にも役立っているのかもしれない、
と考えております苦笑
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