現在のトレード日記側のバランス(5)
現在私の個人的なトレンド判定フィルターによりますと、
今は「BOX相場」を示しています。
…日経平均のチャートを見れば一目瞭然のような気もしますが苦笑
ただ1ついえることとしましては、個人的には
「どっちに向かっているのかが良く分からない相場」
だとは思っていたりしますね〜。
トレード日記側で検証を続けていますが、
比較的研究が進み、現時点では以下のようなイメージを掴んでおります。
・全般的に成績がいいのは逆張り買いと逆張り売り
・順張り売りもいいが、BOX相場の場合特に、日経平均が大幅安で寄り付いた場合の順張り売りは弱い
・順張り買いにはあまり向かない
・ただし、どんな戦略でもデイトレードだとDDは大幅に抑えられる場合が多い
逆張りが非常に有効であるとは思っておりまして、
特に逆張り買いは上昇トレンド時にもかなり機能しておりました。
そのためですが、
BOX相場or上昇相場では、逆張り買いはポートフォリオ内に固定してもいいのではないか?という読みがあります。
(※注:あくまで個人的な考えです汗)
逆張り買いの場合、スイングでもいいのですがBOXだと安定感的に、ややデイトレに分があるのではないか?と読みます。
そのため逆張り買いの場合ですと、
・上昇トレンド時→スイング(逆張り買い)
・BOXor下落トレンド時→デイ(逆張り買い)
というのが効果的かもしれない、と読んでいます。
一方逆張り売りですが、これはロジック内容によるのかもしれないのですが、
上とは基本的には逆とみます。
そのため、
・下落トレンド時→スイング(逆張り売り)
・BOXor上昇トレンド時→デイ(逆張り売り)
といった感じでしょうか。
ただコキュートス(S)の場合ですと、個人的には常にスイングで行きたいですね〜笑
これは単に、上昇トレンド時には買い保有が多くなるため、
5/23のような相場の際にDDを軽減する目的です。
あと、コキュートス(S)は下記ランキング機能を使ってシグナル数を増やす手法も現時点で有効な気がしています。
これは単に今が弱い地合だからかもしれませんし、もう一度アベノミクス相場が来たらちょっと分かりませんが汗
個人用ファイルと販売戦略のロジックが多少違う理由について語ってみます(ぇ
https://www.torezista.com/blog/blog_1016/
次に順張り買いですが、これはブレイクアウト要素の強さによって変わると見ます。
たとえば年初来高値更新時等、長期の高値をブレイクしたら仕掛けるような戦略の場合、
現在の傾向を見る限りおそらくですがBOXや下落トレンド時にはシグナルが減ってDDが抑えられそうな気がしますので、
これはスイング固定でいいような気もしますし、またポートフォリオから除外する必要もないと考えます。
一方短期の指標を使う順張り買いは、結構地合の影響を受けやすいと思います。
これは短期の指標のほうがダマシが多いので、ちょこちょこ約定してしまうためかもしれません苦笑
そして、これはヒノカグ【上方ブレイク】がまさに該当する感じではありますが、
こういった戦略は逆張り買いと同じく、
・上昇トレンド時→スイング(順張り買い)
・BOXor下落トレンド時→デイ(順張り買い)
というのがバランスがいい気がします。
次に順張り売りですが、これはデイですと結構どの地合でも良さそうな気がします。
これは単に、ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】で上昇相場を耐えきったためですね〜笑
ただ順張り売りの弱点といいますと、
「日経平均が安寄りするような寄り底で売ってしまうと大DDとなる場合がある」
点ですので、日経平均が一定%を超える幅の下落で寄り付いた際などへの対策は必要なのかもしれませんね〜。
そして、2008年のような下落相場対策として、ゴッドブレス2の逆となる感じの、
「上昇相場ではシグナル数が減り、下落相場でシグナル数が増えるような、年初来安値更新時等の長い指標を使うブレイクアウト系順張り売り」
があると便利かもしれません。
これは現在トレード日記側で試しているトレーリングストップ系売り戦略ですが、
使っている指標がちょっと短くダマシが多い感じがしますので、
このあたりは様子を見つつ調整はしてみたいですね〜苦笑
上記のようなトータルで考えますと、
以下のようなイメージが1つとなるのでは?と考えます。
■どの相場でもポートフォリオに入れておきやすい戦略
・長期の高値をブレイクしたら仕掛けるようなブレイクアウト系順張り買いスイング
・長期の安値をブレイクしたら仕掛けるようなブレイクアウト系順張り売りスイング
・逆張り系デイトレード(買い・売り問わず)※これはかなり必要だとみています。
・順張り系デイトレード(買い・売り問わず)※ただし、上昇トレンドの売り、下落トレンドの買いに関しては、個人的にはなるべく逆指値を使いたいですね笑
■上昇トレンド時限定で使いたい戦略
・短期の指標を使う順張り買いスイング、逆張り買いスイング
■下落トレンド時限定で使いたい戦略
・短期の指標を使う順張り売りスイング、逆張り売りスイング
これから考えますと、
私のトレード日記側ポートフォリオで固定されますのはまずは
・ゴッドブレス2(ブレイクアウト要素強順張り買いスイング)
・トレーリングストップ系売り戦略(ブレイクアウト要素強順張り売りスイング)
・コキュートス(L)(逆張り買いデイトレード)
・コキュートス(S)(逆張り売りスイング)
・ヒノカグ【上方ブレイク】(順張り買いデイトレード)
・ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】(順張り売りデイトレード)
その上で、明確な上昇トレンドの際には短期指標系買いスイング(オーバーナイトブレイク等)、
明確な下落トレンドの際には短期指標系売りスイング(スイングキュルSB等)を追加するのもありなのかもしれませんね〜。
…今オーバーナイトブレイクを使っているのは間違いということでしょうか(コラ
ただ、今は順張り買いにはあまり向かない相場とは考えられ、
順張り買いのみで構成されたポートフォリオですと相場が上向かない限りはなかなか苦戦を強いられる感じですね汗
こういった点ではオーバーナイトブレイクの日々の成績は本当に参考になります苦笑
…DDになっているとはいえ、得ているものもあるわけですね(ぇ
また、ゴッドブレス2とトレーリングストップ系売り戦略は総資金変動型(資金200〜800万?)にして、
明確な上昇トレンドではゴッドブレス2の保有を増やすことにより比重を買い8:売り2ぐらいにし、
明確な下落トレンドではトレーリングストップ系売り戦略の保有を増やすことにより比重を買い2:売り8ぐらいにできれば理想的ですね〜。
と、いろいろ書かせていただきましたが、
必ず正しいというわけではなく、あくまで一案ということでご覧いただければ幸いです汗
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