ブレイクアウト銘柄数が便利です。
今の相場が強いか?弱いか?を判断する方法はたくさんあると思いますが、
個人的な好みですと、
「ブレイクアウト銘柄数」
を調べるのが好きだったりしますね〜。
これは要するに、
「長期の高値を上抜いた銘柄がどれぐらいあるか?」
というものを調べる方法で、
たとえば上昇トレンドですと長期の高値を上抜いている銘柄数は増えますし、
下落トレンドですと当然長期の高値を上抜いている銘柄数は減りますので、
非常に理に適った手法だと考えております。
この手法ですと、
当然長期の高値を上抜いている銘柄数が少ない時は下落トレンドとみなすことができますので、
下落トレンドと判断された時には相場情報で分岐させ、
ロットを落としたり、もしくはシグナルを自動停止させることによって、
「下落トレンドにおける被害を最小限に抑える」
といったことが可能になるので便利です笑
方法としましては、以下のような感じです。
(1)相場情報に、「ブレイクアウト銘柄数」という名称のものを作る
↓
(2)
株価の低い場合は集計しない。:チェックを入れ、100円あたりにする
売買代金の少ない場合は集計しない。:チェックを入れ、15日1億あたりにする
対象銘柄:全ての個別株
集計条件:過去5日間に、終値が期間高値(高値)(250日)(1日前)より大きい日が1日以上存在する
※15日1億という条件は、要するに小型株のブレイクアウト銘柄数を調べるためこのあたりにしている感じですね〜。
大型株のブレイクアウト銘柄数を調べる場合には、当然もっと売買代金制限を増やした方がいいと思います。
↓
(3)あとは仕掛け条件に、たとえば
・ブレイクアウト銘柄数が50より小さい→下落トレンドとみなして仕掛けシグナルを出さないようにする
・ブレイクアウト銘柄数が200より小さい→上昇トレンドとみなして仕掛けシグナルを出すようにする
といった組み方など、
ブレイクアウト銘柄数を利用して仕掛け条件を組むことができます。
もちろんブレイクアウト銘柄数がどれぐらいだとその戦略の調子が良くなるかどうかは戦略によって異なりますので、
それぞれの戦略で適切な数を調べてみる必要はあると思いますね〜。
たとえば私のトレード日記側の場合ですと、
ゴッドスプレッド2以外ではほぼ全ての戦略で上記条件分岐を使っていたりします(ぇ
個人的な考えでは、
ゴッドスプレッドやゴッドスプレッド2は下落トレンドでもシグナルを出した方がいいのではないか?
とは考えておりまして、
この2つだけはトレンド判定を使わない予定です笑
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