勝てる戦略へのアプローチ方法(5)
時々ユーザー様からお問い合わせをいただく内容なのですが、
「シグナルが少ない時は、1銘柄投入額を引き上げて資金をフル活用したほうがいいのでしょうか?」
という内容があります。
これはたとえば、以下のようなイメージです。
・総資金150万の買い戦略
・普段の1銘柄投入額が15万
という戦略があったとしまして、
・4/25のシグナル数: 10
・4/26のシグナル数: 4
という感じだったとします。
この際に、
・4/25のシグナル数: 10 → 通常通り1銘柄投入額15万
・4/26のシグナル数: 4 → 1銘柄投入額を37.5万に引き上げる
という形にした方がいいのかどうか?
というご質問ですね。
これは何が正しいかは決まっていないと思うのですが、
個人的な好みから言いますと、
・4/25のシグナル数: 10 → 通常通り1銘柄投入額15万
・4/26のシグナル数: 4 → 通常通り1銘柄投入額15万
の方が好きです苦笑
といいますのも、
これは先日のお話と似ているのですが、
■勝てる戦略へのアプローチ方法(4)
https://www.torezista.com/blog/blog_1875/
「また、トレード毎勝率以外の偏りの要素をできるだけ減らしていく必要がある」
という観点から言いますと、
日々の1銘柄投入額が変化するというのは、やはり偏りの要素が増えることになってしまいますため、
個人的には避ける傾向にあります。
シグナルが少ない日は「その戦略が得意としない相場」と考え、
個人的にはリスクオフで待つスタイルだったりしますね〜。
とはいえ、
・4/25のシグナル数: 10 → 通常通り1銘柄投入額15万
・4/26のシグナル数: 4 → 1銘柄投入額を37.5万に引き上げる
という組み方もある意味面白いとは思いますので、
一部の戦略のフォワードで試してみるのも1つの手ではないかとも思っております。
…全ては結果次第とは言えそうですが、
1銘柄投入額が増えますと一気に精神的な負担も増えますので、
ある程度は上級者向けな組み方と言えるかもしれません。
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