勝てる戦略へのアプローチ方法(30)
戦略に入れる仕掛け条件の数ですが、
これはやはり、
多くの方がおっしゃられているようにシンプルな方がいいと思いますね〜。
実際、私自身いろんな戦略を試してきましたが、
「シンプルな戦略ほど、DDは大きい場合が多いものの、長期的に結果が出る場合が多い」
と感じています。
これはもちろん絶対ではなく、
あくまで全体の割合から見ると結果が出る場合が多い、というお話です。
今トレード日記側で使っております戦略で一番仕掛け条件数が多いのがイーゲルシュテルンという順張り買い戦略で、
こちらは6個ほどの条件で構成されています。
6個でも若干多いかな、
という感じですね苦笑
そのため、
もし現在機能していないなという戦略がありましたら、まずは
「仕掛け条件を減らして検証する」
という手法が有効だと思います。
過去のDDは増えるかもしれませんが、
もし直近成績が上がるようなら、有効なカスタマイズ方法になる可能性もあります。
逆に手仕舞い条件はどうか?といいますと、
こちらは結構複雑にしていいと思っています(ぇ
…といいますのも、
私自身、仕掛けよりも手仕舞いにこだわっているためです苦笑
たとえば順張り買い戦略の場合ですと、
「損小利大」
にこだわって改良していくのがいいのではないか、
と考えています。
順張り買い戦略の場合、
翌日寄成のシンプルな手仕舞いだったとしましても、
時々+20%超えの大きな利益を取れる場合があります。
そのため逆に、
「損失を抑えるための手仕舞い条件をどんどん入れていく」
というのは、
結構正しいアプローチ方法ではないか?
とは考えていたりしますね〜。
引けの手仕舞いは、
私自身かなり多用しています苦笑
これはなんといいますか、
含み損を見るのが嫌いな性格、
というのも一因しているかもしれませんが汗
順張り買いは要するに、
「一定の勝率を確保しつつ、1トレード単位での損失を抑えること」
がポイントだと考えていますね〜。
そのため、私独自の考えで恐縮ですが、
「順張り買いは手仕舞いタイミングが大事(仕掛けも大事ですが、それ以上にという意味ですね)」
と考えます汗
仕掛け条件は、
シンプルにしますともちろん過去DDが大きくなる場合が多いとは思いますが、
その際には、
資金管理面側で、DDに耐えられる構成にしていくのがいいと思っています。
たとえば、
・1日の最大投入額または仕掛け銘柄数に制限をかける
・1銘柄投入額を抑える
などですね〜。
このあたりは、
日次損益などを見て、
「ご自身的に、DDに耐えられる設定になっているかどうか?」
という点をチェックされるのがおすすめです。
2008年などに耐えられないレベルだと想像されたら、
1銘柄投入額などを減らしたりするしかないわけですね。
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