システムトレードブログ

保有日数が長いストラテジー

トレシズドローダウン対策

シストレ戦略では多くの場合、

保有日数10日以上のストラテジーというのは販売されにくい傾向にあります。

これはなぜかといいますと、

「DDが大きい」

という、見栄え的な問題が大きいのではないか、

と考えております苦笑

中長期買いストラテジーの場合、

基本的には2008年や2011年のような相場では特にDDが大きくなり、

「資産推移グラフの谷」

というのが出来てしまう場合が多いので、

売れにくいため販売戦略としては敬遠される場合が多い、

という感じですね〜。

とはいえ、

「中長期戦略はダメなのか?」

といいますと、

個人的には決してそんなことはない、

と考えております。

中長期戦略の魅力はやはり、

・1トレードあたりの期待値の大きさ
・優待や配当が取りやすい
・使う人が少ないので、長期的に優位性を確保しやすい

といった点あたりだと思いますね〜。

「シグナルの中から、優待や配当金があるところのみを選別する」

といった使い方も考えられ、

この際には

・DDを多少なりとも軽減できる
・また、何かしらお得感があり、株主優待が届く時期が楽しい笑

といった、

モチベーションにつながる要素もあります。

ただ、

根本的な課題として、

・DDが大きいため、資金管理方法が難しい
・また、特に大きいDDが避けられないので、あらかじめ覚悟が必要
・損切りも必要

といった点があり、

このあたりには対策が必要だと思います。

勝てるか勝てないかでいいますと、

個人的には、

「中長期戦略は勝てる」

と思っていたりします(ぇ

そのため、

余剰資金があるような方の場合、

中長期戦略の構築も一案かもしれませんね〜。

その際におすすめなのは、

「資産曲線の美しさを追求する必要はまったくなく、むしろ損切り等のリスク管理面に力を入れる」

といった考え方かもしれません。

なお、

中長期戦略は順張り買いか逆張り買いかでいいますと、

2005年や2013年あたりの上昇トレンドでは順張り、

そうでない相場では逆張りがおすすめです笑

トレシズの「ドローダウン対策」の記事

前々記事:大きいDDを許容するのも手?
前の記事:ポジションが増えすぎて、DDが極端に大きくなってしまうのを防ぐには?
今の記事:保有日数が長いストラテジー
次の記事:仕掛け位置の調整
次々記事:DD用資金という考え方

おすすめ記事

相場情報を使った、高値圏からの急落時のDDを抑える方法

「相場に過熱感があり、そろそろ急落が恐い」「ブレイクアウト系買い戦略を停止した…

DDが重なった際に耐えられるかどうかという基準も大事だと思っています。

いや〜、今日は非常に厳しい相場でしたね汗ぱっと見では日経平均は高値圏から下落し…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る