2008年のDDに対応するには?
普通にシストレで買い戦略を組みますと、
逆張り買いでは特に、
「2008年のDDが異常に大きい」
という結果になる場合が多いと思います。
リーマンショックの時は、
実際これでもかというぐらいどんな銘柄も下がりましたので、
相当深い仕掛け位置の買いでないと生き残れなかった、
という点があるかもしれませんね〜。
こういった2008年対策をどう考えるか?といいますと、
あくまで個人的には、
…2008年は通常相場とは別物、
として考えています苦笑(ぇ
あんな動きはそうそうあるものではありませんし、
2008年のような動きに合わせて戦略を組んでしまいますと、
通常相場でまったくシグナルが出ないような戦略になってしまう可能性もあります。
そのため、
対策としましては、
「2008年のような相場では、使う買い戦略数を減らす」
という対策を取っている感じですね。
要するに、
資金的に全力で行かなければ、
結構なDDになっても総資金に与える影響は小さい、
こういった理屈です。
2008年のような相場は、
・長期下落トレンド中に起きている
という特徴がありますので、
たとえばですが、相場情報を使いまして、
「日経平均の期間上昇率(250日)が−30%より小さい場合には、使う戦略数を減らす」
といったニュアンスでポートフォリオを組んでいけばいい、
といった感じですね。
さらに、
長期下落トレンドでは売り戦略の稼働が増えるようにしますと、
なおリスクヘッジにつながりやすい、
と考えています。
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