個人戦略(マキシマイザー)の感想について書いてみます。
販売戦略ではないのですが、個人的に以前より、リミットスコープの改造版であるマキシマイザーという戦略を運用しております。
イザナミ公認基準では「株価が100円以下のものにエントリーしない」ということが必須となっておりますが、このマキシマイザーではなんと、
「下手したら株価が10円の銘柄にも仕掛ける」
という恐るべき戦略です汗
(完全に個人戦略のため無茶をやっていますが…(コラ
そのため、今でいいますと、アイビーダイワのような銘柄はもちろん、RISEなどにもシグナルが発生したりしますね〜。
まったくおすすめはできないのですが、私自身の経験をもとに、こういった
「株価が50円以下のものに仕掛ける戦略(+出来高制限も下げている戦略)」
について感想を書いてみたいと思います。
(1)ものすごく1トレードあたりの収支にばらつきがあります。
たとえば資金を150万円とした場合、トレードによっては10万円、20万円負けるトレードがざらにあり、非常に恐ろしい値動きをします…汗
もちろんその逆もありますが、低位株は株価に対する1ティックの割合が高すぎるため、正直運用する際にかなりの精神的な負担を強いられますね。
これに比べると販売戦略は株価制限があるため、マキシマイザーに比べればはるかに損益が安定し、ボラティリティが抑えられていると思います。
私の場合ですが、日々の値動きという部分ではこの戦略に鍛えられているといえるのかもしれません笑
(2)販売戦略とは全く異なる銘柄に仕掛けるという意味では面白いと思います。
販売戦略はたいてい1億円近く以上の売買代金制限があるため、日頃板が薄い銘柄には仕掛けないようになっています。
それに対してマキシマイザーでは売買代金制限を数千万円レベルまで下げているため、シグナルの半分近くは販売戦略で絶対にシグナルが出ないような銘柄が売買対象になります。
これはメリットとしては「投資対象が増えるため、リスク分散や資金効率の向上につながる」といった点があると思いますが、
デメリットとしては「板が薄いため時々予期せぬ大きさの損失が発生することがある」点などがあると思います。
私の場合、この戦略を運用しておりますのは試験的な意味合いもあるのですが、銘柄的な部分はなかなか面白いと思っております。
ただ、新興市場銘柄の売買代金中位系(エリアリンク、TYOなど)が多くなるのがネックですが…笑
(3)リスクが大きく、常に運用停止に追い込まれる危険性があります(ぇ
低位株で株価が大きく下に動いた場合、時には1トレードで50%以上の損失が発生する場合もあります。その際に1銘柄に入れる金額が大きかった場合、予期せぬ損害が発生するかもしれません。
そのため、低位株を取り入れた戦略の場合は特に、1銘柄あたりの投入金額を抑えるなどの対策に気を使う必要があるかもしれませんね。
マキシマイザーも数ヶ月おきに改良しているのですが、現在は上記のように1銘柄あたりの投入金額を抑えたものに落ち着いています笑
といろいろ書いてみましたが、結論的にはデメリット要素が多くなってしまいました(ぇ
こういった部分から見てみますと逆に販売戦略のリスク管理能力の高さが分かりますが、
かといって超低位株を売買対象に含めた戦略も、
「資金効率の向上」
という意味ではプラスだと思っています。
(もちろん、1銘柄あたりの投入金額を抑えるなどリスク管理を徹底した上でのお話です。)
立場上運用はけっしておすすめはできないのですが、超低位株を含めたバックテストなども新たな発見があるのでおすすめですね〜。
前々記事:非常に嬉しいクチコミをいただき、誠にありがとうございました。
前の記事:さて、明日からまた一週間が始まりますね〜。
今の記事:個人戦略(マキシマイザー)の感想について書いてみます。
次の記事:クチコミありがとうございます。
次々記事:今日はちょっと早い時間にブログを書いてみます。