期待値マイナスで最適分散投資後プラスの戦略
「バックテスト段階の今年の期待値がマイナスなのに、最適分散投資後になぜか今年プラス」
といった現象はよくあります。
実際のところ、
…この逆の、
バックテスト段階の今年の期待値がプラスなのに、最適分散投資後になぜか今年マイナス
の方が多いのも事実ですが苦笑
あくまで個人的な考えでは、
期待値マイナスで最適分散投資後プラスの戦略の場合、
「そのロジックは、最適分散投資後の優先順上位なら有効な可能性が高い」
と考えます。
たとえば最適分散投資の優先順が
「移動平均乖離率(終値)(15日)が小さい順」
だったとします。
この場合、
「その戦略では、移動平均乖離率(終値)(15日)が小さい順の上位10銘柄ぐらいを狙うといい」
と考えるイメージですね。
バックテスト段階での期待値がマイナスということは、
つまり、
…
全シグナルに仕掛けると負けます汗
そのためそういった戦略では、
「最適分散投資の優先順上位10銘柄を、ランキング条件などを使って抽出するのがいいのではないか?」
と考えていたりしますね〜。
少なくともこういった戦略は、
「ロジックは機能している可能性が高い」
と思います。
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