低資金ファイルについて
たとえばですが、
最適分散投資ファイルの、
50万ファイルと500万ファイルではどちらか開発難易度が高いかといいますと、
…
…圧倒的に50万ファイルの方が難易度が高いです苦笑
これはなぜかといいますと、
まず売買手数料の影響が一番大きいかもしれませんね。
50万ファイルですと1銘柄投入額が相当小さくなるので、
1トレードあたりの往復手数料を1,000円かけたとしますと、
…かなり厳しいことになります汗
たとえば、
50万ファイルでも1銘柄投入額を25万(50%)などにしてしまえば売買手数料の影響は小さくなりますが、
上記は要するに2銘柄分散という形で、
個人的な経験上、
2銘柄分散では絶対安定しないと思っていたりします苦笑
過去の検証上ではすごくきれいな曲線になったとしても、
2銘柄分散のそれはカーブフィッティングの可能性が出てくる、
と思っていたりします。
ただこれはもちろん、
「儲かるか儲からないか」
という観点ではありません。
「安定するかしないか」
というだけの話なのでご了承ください苦笑
そのため1銘柄投入額を下げるのが普通だとは思うのですが、
その際に売買手数料負荷1,000円はなかなか厳しいのではないかな、
と考えます。
この際にはやはり、
投入額そのものが小さいので、
たとえば信用取引手数料無料の証券会社を利用するなど、
「売買手数料を抑える工夫が必要になってくる」
と考えている感じしれませんね。
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