建設株の出遅れ銘柄を調べてみました。

相変わらずですが、低位株への資金流入が続いていますね〜苦笑

地合が悪い時ほど低位株や新興銘柄に資金が流入しやすい傾向がありますが、

今は新興市場というよりは完全に低位株に集中していますね。

ヨーロッパのお話が重しとなっているため相場がどちらに行くか分からないため、

それだったらここ最近下げにも強い低位株を買ってしまおう、という感じでしょうか。

先日から橋梁系が強かったですが、今日は一気に建設系がブレイクしてきましたね。

今日の建設系の強さは復興需要系の材料ともいえますが、

低位株全体の日足の足組みが相当いいため、しばらくは循環物色が続くような流れになるのかもしれません。

シストレ的には、買い戦略には特に対策はいらないものの、売り戦略的には、

低位株対策としては先日書きました株価制限を300円以上に上げるカスタマイズが有効だと思います。

私自身ザラ場を見ております限り、300円というよりは500円あたりが境界線のような気もしていますね〜。

今の地合的にはやはりボラティリティの大きい500円未満の低位株が順番に物色されている感もありますので、

気になる方は、売り戦略において「500円未満の銘柄は取引しない」という設定にされるといいかもしれませんね。この設定は、多少利回りは落ちるものの、極端ではない場合が多いため、有効なカスタマイズの1つだと思います。

（なお、私の場合は変更しません。低位株が上がる地合もあれば下がる地合もあるので、トータルでみれば問題ないと考えているためですね。）


ちょっと興味があったため、建設株で出遅れている銘柄を探してみました。

■基本設定
・株価の低い場合は取引しないのチェックを外す
・株価の高い場合は取引しない：500円以上
・売買代金の1日間の平均が1億円以上
・業種：建設のみ

■仕掛け条件
・終値が移動平均（終値）（25日）より大きい

■手仕舞い条件
・1日で手仕舞い

これでバックテストした後、期間上昇率（5日）の小さい順でソートしてみた結果、

1916　日成ビルド工業　-2.06%
1867　植木組　+2.45%
1833　奥村組　+3.17%
1816　安藤建設　+3.51%
1824　前田建設工業　+3.63%
1808　長谷工　+3.85%
1860　戸田建設　+4.08%
1720　東急建設　+4.10%
1803　清水建設　+4.18%
1812　鹿島　+4.44%
6330　東洋エンジニアリング　+5.21%
1893　五洋建設　+5.58%
1802　大林組　+5.70%
1972　三晃金属工業　+6.28%
1813　不動テトラ　+6.96%

といった感じになっていました。

清水や鹿島などの大手は出遅れているというよりボラが小さい銘柄であるせいのような気もしますが、

この中では長谷工や、ある程度小〜中型の奥村組、不動テトラあたりが狙われやすそう、などと勝手に想像していたりします（ｺﾗ

こういったお話はシストレとはあんまり関係ないのですが苦笑

（ただ私はシストレ一本ですし、上記は単に出遅れ銘柄を探すサンプルなので、参考にはしないでくださいね汗）

とはいえ、B・N・F氏の順張りも、こういった同一業種での出遅れを狙う手法が含まれているとのことですので、

こういった業種的な考え方や、出遅れを狙うようなロジックも結構有効なのかもしれませんね〜。