システムトレードブログ

ギャップアップ銘柄の期待値のチェック方法

トレシズシストレのテクニック

いや〜、今日も株システムトレード情報局おもしろかったですね、お疲れ様でした笑

ちょうど番組内で「ギャップアップ銘柄を避けるとどういう成績になるか?」というテーマをお話しされていましたので、

具体的な検証方法を書かせていただきたいと思います笑

■ゴッドブレス2でギャップアップ銘柄を避けた場合の結果の検証方法

(1)ゴッドブレス2の仕掛け条件で、「執行」を02:00から03:00に移動します。
 ↓
(2)03:00の「執行」をコピーし、03:01にも貼り付けておきます。
つまり、03:00と03:01にまったく同じ内容の執行条件がある形ですね〜。
 ↓
(3)02:00には「翌日始値が終値より大きい」という条件を入れます。
 ↓
(4)02:00と03:00の間には青→、02:00と03:01の間には赤矢印(右下向き)を入れます。
 ↓
(5)これで設定は完了です。あとは右上実行ボタンを押しバックテストを行います。
 ↓
(6)バックテスト後の結果概要表示の「その他集計」で、集計分類を「仕掛けパレット別」にしてみてください。

こうすると下にアップしたような画面が表示されます。

パレット3:0の方の結果が「翌日ギャップアップして(値上がりで)始まった際の結果」で、
パレット3:1の方の結果が「翌日ギャップダウンして(値下がりで)始まった際の結果」です。

結論的には、

「値下がりして始まった銘柄の方が、シグナル数は少ないが期待値はだいぶ高くなる」

という感じでしょうか。

これはおそらくですが、極端な例ですと「ストップ高近くで寄って、その後暴落」といった銘柄を避けられるため、といった要因もあるかもしれないですね〜苦笑

これはゴッドブレス2だけのお話かと思われるかもしれませんが、

私自身の経験上、たいていの買い戦略(特に順張り買い)でこういう結果になります(ぇ

もちろん値下がりして始まった銘柄のみに仕掛けるためには、当日の寄りを監視する必要がありますため、朝お時間がある方でないと厳しいと思われますが、

この手法は分足システムトレードとも通じるところがありまして、

「当日の株価を使ってパフォーマンスを上げる手法」

とは言えるのかもしれないですね〜笑

トレシズ戦略でも、こういった翌日の始値を使って能力を上げる手法が結構あると思います。

販売戦略でこういった翌日始値が使われておりませんのは

「万人に使える手法ではなく、朝お時間をとれる方でないと厳しい」

という点がありますためでして、翌日始値等は販売戦略に導入するのは無理だとは思われますが汗、

ただ朝9時近辺にお時間がある方にとっては、非常に有効に機能する場合が多い手法だと思っておりますので、

ご興味のある方は是非お試しくださいね笑

ギャップアップ銘柄の期待値のチェック方法(1)

ギャップアップ銘柄の期待値のチェック方法(2)

トレシズの「シストレのテクニック」の記事

前々記事:厳しく見積もれば、損切りを検証できると思っています。
前の記事:日経平均の高値移動平均が便利です。
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