ギャップアップ狙いの検証(2)
先日もトレード日記でギャップアップした東電で負けてしまいましたが、
こういったギャップアップ銘柄は実際本当に荒いです苦笑
かといってギャップアップ銘柄を避けますと、ちょっと前のカルナバイオや今日のブロードメディア等、
こういったストップ高に到達する銘柄を引く回数が減ってしまうのがなかなか微妙なところです苦笑
(…ちなみに、私はブロードメディアは引いていません苦笑)
ただギャップアップ銘柄も損切りを入れると実は多少期待値が向上しまして、
たとえば以下のように
「当日安値が前日終値以下になったら逆指値で損切り」
という手法を使いますと、実はちょっとだけ期待値が向上します(ぇ
■ギャップアップ狙い+損切りなしの場合
仕掛け: 翌日始値が終値より大きい場合に翌日寄成で買い
手仕舞い: 当日引けで手仕舞い
※その他条件はイザナミのデフォルト条件
総取引回数: 621,979回
勝率: 48.2%
期待値: −0.09%
■ギャップアップ狙い+前日終値での損切りありの場合
仕掛け: 翌日始値が終値より大きい場合に翌日寄成で買い
手仕舞い:
安値が終値(1日前)より小さい(同じ含む)場合→当日指定値(終値(1日前))で手仕舞い
安値が終値(1日前)より大きい場合→当日引けで手仕舞い
※その他条件はイザナミのデフォルト条件
総取引回数: 621,979回
勝率: 29.69%
期待値: −0.06%
ただ、極端な変化率ではないため、スリッページ等を考慮すると非常に微妙な差ではありますが汗
ただ、手仕舞いのスリッページは株価が上にブレイクするときほどは大きくないと考えられますので、
結構有効な手法ではないかと思っていますね〜。
スリッページ以上に問題になるのがやはり上記手法は「忙しい」ということですね汗
(1)まずはギャップアップしているかどうかを確認
↓
(2)ギャップアップ銘柄のみ、前日終値以下になったら成行で手仕舞いという逆指値を入れる
といった手間が必要になるため、
寄り付き近辺でお時間が取れる方でないと使えない手法です苦笑
そのためまず間違いなく販売戦略に導入することはできない設定ではありますが、
「ギャップアップ銘柄がたとえ暴落したとしても、損失幅が限定される可能性が高い」
という意味では、
おそらくどちらかというと精神衛生上はメリットがある手法と考えられまして、
安心感が生まれるのは間違いない手法であるとはいえるかもしれませんね〜。
とにかくデメリットの「忙しい点」、これと安心感のどちらか上回るかという問題でしょうか苦笑
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