システムトレードブログ

シストレ駆け出しの頃にはまる罠(67) 相場が底を打ったと感じられる位置での張り方とは?

まず、

シストレ初心者の多くの方が最初にはまりやすい点としまして、

「期待値だけを追ってしまう」

という点が考えられるかもしれません。

…もちろん、期待値は重要です汗

あくまで個人的な考えでは、

「その戦略は、どういう箇所で期待値があるか?という点を把握することが重要」

と考えている感じですね。

たとえばですが、

1日2日の短期保有という前提ですと、

期待値が5%を超えるような戦略の場合、

たいていが、

「10月11日のような暴落相場で仕掛ける戦略になってしまう」

ということです(ぇ

もちろん、

こういうタイプの戦略は絶対必要だと思っておりまして、

私の個人的なポートフォリオにも、

ある意味

「ツチノコ戦略」

として取り入れています苦笑

ただ、

期待値を追ってこういう戦略ばかり取り入れてしまいますと、

「市場暴落時のレバレッジが並ではなくなってしまう」

という点が結構な大問題となってきます。

また、

ツチノコというだけあって、

…滅多にシグナルが発生しません苦笑

なので、

継続は非常に難しいロジックになるのは間違いないかもしれません。

なので平時に重要になるのは、

「平時用のロジック」

ということですね。

先日の記事でも、

(A)上昇トレンド時、または相場が底を打ったと感じられる位置では順張り買い
(B)それ以外では逆張り買い

と書かせていただきましたが、

たとえば今のような中途半端な相場ですと、

(B)の逆張り買いのみでもいけると思います。

ただ、

実際のところこういう相場では、

(A)も効くんですよね。

ただ、(A)はできれば、

ブレイクアウトとは違った順張り買いの方がいいかもしれません。

といいますのも、

「日経平均等指標がブレイクアウトしていないから」

ですね。

絶対ではないのですが、

私自身はどちらかといいますと、

「日経平均等と同じ形のチャートを描いている銘柄をメインで狙うスタイル」

ですので、

今はブレイクアウトよりは、

安値圏順張り買いの方を多用している感じですね。

このあたりは好みだと思っているのですが、

「(A)相場が底を打ったと感じられる位置では順張り買い」

という考え方は、

特にリバウンド相場で生きてきます。

2003年と2012年などはまさにこういう相場だった、

と言えるかもしれませんし、

もし

「リバウンド時のパワーが足りないな」

と感じている方の場合には、

(A)を取り入れていくのも手、

と考えていたりしますね〜。

トレシズの「シストレ駆け出しの頃にはまる罠」の記事

前々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(65) レバレッジについて
前の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(66) 普通の地合で取ることを目指す
今の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(67) 相場が底を打ったと感じられる位置での張り方とは?
次の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(68) 序盤は、常にフルポジションにする必要は全然ない
次々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(69) 「投入しすぎ」が負ける要因である場合が多い

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