続・逆指値について語る
スリッページが天敵となる逆指値ですが、
これに関しては賛否両論があるところだと思います。
個人的に体感している点としましては、
最近は証券会社の発注システムの進化もあり、
以前ほどは滑らないようになってきていると思いますね〜。
私自身、
最近では3%以上滑るケースはほぼレアです。
これはもちろん、
始値>逆指値の指値
の場合には成行に変更する、
といった一手間を加えることにより、
もちろんロットが大きすぎなければという前提は付きますが、
スリッページは0.3〜0.5%以下に抑えることが現実的に可能、
と思っています。
過去の検証結果とどうしても建値がずれるという現象がある点から、
逆指値を避ける方も多いのではないかと思います。
ただ、
さきほどの記事でも書かせていただきましたが、
■大陽線銘柄を狙うロジック
https://www.torezista.com/blog/blog_2046/
前日終値よりも上に期待値がある場合、
逆指値は必須とも言えるテクニックだと思われます汗
よくあるストップ高銘柄など暴騰銘柄は、
やはり前日終値よりも上、
つまりは値幅制限上限に近い位置で仕掛ける戦略の方が引きやすいのは間違いないとは思いますね〜。
実際、
著名トレーダーの方でも、
逆指値を使っている方は非常に多いです。
これが意味するところは、
やはりスリッページという欠点を超えるメリットがあるためだと思われます。
やはりといいますか好みというものもありますので、
逆指値を使うか使わないかは、
「ご自身の好みに合わせる」
という点を重視するのが一番だと思いますが、
私自身は常に逆指値を使っていますし、
「その特性を生かす」
という観点を重視されるのも一つの考え方ではないか、
とは思っていたりしますね〜。
個人的にはライブスターを最も多用しているのですが、
ライブスターの逆指値はおそらく、
以前よりも早くなった気がします笑
(※注:あくまで体感値です汗)
たとえばですが、
私自身引けで仕掛ける戦略も多用していますが、
14:50ぐらいに検証してシグナル抽出したとしても、
保有銘柄といいますか、
シグナル銘柄に誤差が出る場合が多々あります苦笑
これは終値が確定していない段階で仕掛けるため避けられないことでもあるのですが、
「こういった誤差は想定の範囲」
と認識していたりしますね〜。
こういった、
アバウトな感覚を持っている人の場合ですと、
逆指値は結構向いているのではないか?
と思っています。
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