運用戦略をカスタマイズした際の切り替えタイミング
今日は個人的には日経平均一万円台のサポートでもう少し踏ん張るのではという読みもありましたが、
かなりあっさりと割り込む形になってしまい正直意外な感がありましたね〜汗
とはいえ、売りにとっては厳しい相場が続いていたため、
買いと売りとのバランスを考えると、こういう上下動が必要ともいえるのかもしれません。
今日は、
「運用戦略をカスタマイズした際の切り替えタイミング」
について書いてみたいと思います。
たとえば戦略Aを運用中だったとしまして、運用している中で、
「もう少しDDを抑えたい」
「自分にはちょっと値動きが荒すぎるためもう少し値動きを抑えたい」
などと感じ、カスタマイズする場合があると思います。(カスタマイズ後のものを戦略Bとします。)
戦略Bが出来上がった段階では戦略Aの運用中ですので、どうやって切り替えるのがベストか微妙なところかもしれません。
あくまで個人的な考えでは、戦略Bは出来上がったばかりなのでしばらくは資金を投入しないでのフォワードテスト検証を行うのが無難と思いますが、
やはりトレードしない期間がむずがゆい方もいらっしゃるかと思いますので、
そういった場合には、以下のような方法が考えられます。
(1)戦略Aのポジションは即座に切り、戦略Bを普通に運用開始する
(2)戦略Aのポジションは戦略Aの手仕舞いシグナルが出るまでは保有し、その上で戦略Bを運用開始する
(3)戦略Aのポジションは戦略Aの手仕舞いシグナルが出るまでは保有し、戦略Aと戦略Bの総資金を両方とも半分にします。そして、1ヶ月などの単位で両戦略を運用し、動きを見極めた上で納得のいった方の資金を100%にして切り替える
私の場合ですと、(1)の手法はあまり使わないですね。別に間違っている方法でもありませんので、単なる好みのお話かもしれません笑
一番使うのは(2)のように自然に切り替える方法ですが、
・カスタマイズの結果に自信がない場合
・どちらを運用すべきか迷っている場合
には、(3)の手法を採用しています。
私の場合ですと、(3)の手法を採用したのはいいものの、
切り替えを忘れてしまい、ずっと両戦略を半分の資金で運用し続けてしまう場合もありますが(コラ
(3)の手法は利回りはおそらく(2)に劣るのですが、仕掛ける銘柄数が増える点や、両戦略の差を実運用を経て見極められるため、
面白かったり、違いが分かりやすいというメリットがありますね〜。
どれが正しいというわけでもありませんので、こちらはやはりご自身に合ったものを選ばれるのがいいと思います。
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