優先順下位も悪くない?
先日のヒノカグ【上方ブレイク】のシグナル銘柄ジアースは確か優先順11位ぐらいだったとは思うのですが、
こういった優先順下位(?)銘柄が上位銘柄よりもいい動きをする場合が多々あります。
これは実際のところ、個人的にはおそらくなのですが優先順1位〜20位あたりまでは
どれが上がってもおかしくはないのではないか?とも考えています苦笑
これはなぜかといいますと、1位〜20位ぐらいの狭い範囲ですとどれも結構似たような日足の形になりますし、
とどのつまりどの銘柄が上がるかは当日にならないと分からないという理由もあったりしますが(コラ
ちなみにトレード日記側の同時逆指値検証用のヒノカグ【上方ブレイク】(デイトレード版)は販売戦略とは微妙にロジックが異なるのですが、
最適分散投資設定は以下のようになっています。
複利
総資金: 100万円
設定範囲内で指定投入額に近い株数に仕掛ける
指定投入額: 8%
1銘柄の上限投入額: 10%
1銘柄の下限投入額: 40千円
同時逆指値検証では6つの重複した注文を行わなければならないため、
ロットも6倍になるということで、仕掛けた銘柄が暴落すると結構えらいことになります苦笑
そのため、上記のように設定する感じで基本的に1銘柄投入額は8万、そして10万を超えないようにする、といった感じにしています。
結構、上記のようなカスタマイズだけでも、販売戦略標準ファイルとシグナルが変わります。
これはなぜかといいますと、10万を超える単元価格の銘柄が除外されるためですね〜。
最近引いている銘柄は、総じて優先順位5位〜20位近辺のような感じでしょうか。
そのため、標準ファイルとシグナル銘柄を変える1つの方法には、
「1銘柄の上限投入額を大幅に下げる」
という手法もあったりします。
資金には限りがあるためもちろんシグナル銘柄全てに仕掛けることはできませんが、
逆指値戦略ですと「約定率が低い」という利点がありますため、
もしかしたらですが、ザラ場を見るお時間のある方の場合ですと、
「余力の範囲外のシグナルだったとしても、当日ブレイクしそうだったらシグナルを採用する」
といった手法も1つの手とはいえるのかもしれませんね〜。
これはまったくおすすめしているわけではないのであくまで一つの考え方としてとらえていただければと思いますが、
逆指値戦略ですとやはり空振りも多いですので、
当日の約定が0という日も少なくないとは思います。
これは待つも相場ということで、
「結果的に約定がない方がDDが抑えられていた」
というケースも多いのでかなり微妙なところですが苦笑
約定が少なそうな際には、
・シグナル外銘柄も一応監視しておく
・また、大幅なギャップアップ銘柄は避ける?
(これはギャップアップ銘柄の過去の期待値が落ちるためで、当日安く始まり、その後高値を突き抜けるような動きをしている銘柄の方が個人的にも安定感を感じます。
https://www.torezista.com/blog/blog_932/)
などといったアイデアもあるのかもしれませんね〜。
ただこれも完全な裁量になってしまいますと過去のデータの検証のしようがありませんので、
たとえば
・優先順位40位以内がブレイクしたら仕掛ける
などといったマイルールがあらかじめ決められていますと、後に検証しやすくはなると思います。
ただその一方で、あくまで私の場合ですと、どんなに多くても総資金の50%以上の銘柄は持ち越したくはないと考えております。
これは、明日何があるか分からないためですね〜苦笑
そのためリスク管理を重視したマイルールだったりするのですが、
これはお好みや考え方次第ではありますが、自分の資金に対して銘柄保有量が多すぎるのは結構リスクを伴うとも思いますので、
このあたりは日々の結果により調整されていくのがやはり無難、とはいえるのかもしれないですね〜。
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